キールとラダーの型の整形
前回はキールの型の耐圧試験を行いました。
で今回はその型の整形を紹介します。
今回のキールは3Dプリントした型を利用してキールをCFRPで製作します。
そのため型自体はある程度なめらかでないと型から積層した物が外れないといったトラブルにつながります。
これは経験済みなので( ´艸`)。
なので3Dプリントした型そのままでは利用が出来ません。
今回の3Dプリントした型は積層ピッチが0.2mmですのでそのピッチで凸凹しています。
なのでそれをある程度なめらかに整形しておく必要があります。
まずは大まかに削るためにこのようなものを作ってみました。
使い古したカッターナイフの刃をグラインダーでRに削っています。
Rの大きさは3種類作ってみました。
これで積層痕がなくなるまで型を少しずつ削ってしまいます。
せっかく3Dプリントで製作した翼形を維持しつつ( ^ω^)・・・。
ある程度積層痕は取れました。
欠損の補修
3Dプリント時にうまくフィラメントが出ておらず欠損している部分が多数あります。
なぜかヘッドが内側へ曲がるところの後のフィラメントが出にくいようでその方向にもよるようです。
左右それぞれの型でヘッドの動きとしては同じ場所・・・。
コーナー部の加速度とか多分そのあたりの設定だとは思うんですが・・・。
それがヘッド(エクストルーダー)の動きが追従出来ていないのではないかと想像しています。
本来であれば設定を変えてプリントをやり直す方がいいんでしょうが( ^ω^)・・・。
フィラメントが片側約500g必要で時間もかなりかかります。
で再度プリントしたからといって同じ現象が起きないとも限りません。
原因が解らないのでプリンターのせいなのかスライサーのせいなのかまたほかの要因なのかもわからないです。
小さい方のプリンターでプリントしたラダーの型では同様の事は起きていないのですがキールの型は小さい方のプリンターでは印刷するには分割してプリントする必要があるので悩ましい( ^ω^)・・・。
なので今回はこの型を整形して使うことにしました。
原因は?。
CULAスライサーを疑ってはいるのですが・・・。
今回のAWANAMI の製作が終わってからVORONもPULSAスライサーに対応させたいとも思っています。
やっぱりPULSAスライサーの方が使いやすいので( ^ω^)・・・。
それとプリンター間でそれぞれスライサーが違うと使い勝手や実際の操作もそれぞれ違うので無用な間違いもしてしまいます・・・。
話がそれました、戻します。
どのみちこういった整形はつきものなのでプリントをやり直したところで同様の作業は必要になるとは思っています。
なのでそこはエポキシを埋め込んで硬化を待ち再度削ることにしました。
多分その方が再度プリントをするより早くて確実なのではないかと判断しました。
これから3日かけて左右の型を再プリントする事を考えるとやっぱりね・・・。
まだリグケースのスペーサーのプリントもしなきゃだしそのあとでとなると・・・。
今のところ積層痕はほぼ取れています。
今日はとりあえずエポキシを打って硬化を待つことにします。
うまく塗れたかな?。
記事
R0.0 新規作成 2023.11.01